晩夏の宮崎|高千穂峡

高千穂神社

高千穂神社へ。
主祭神は高千穂皇神(タカチホスメガミ)で、これは、日向三代と呼ばれる三世代の神様夫婦の総称となっています。
すなわち、
・アマテラスから遣わされた天孫ニニギと、その妻コノハナサクヤヒメ
・ヒコホホデミ(ホオリ)と、トヨタマヒメ
・ウガヤフキアエズと、タマヨリヒメ
のこと。
高千穂神社
そして、ウガヤフキアエズとタマヨリヒメの子、カムヤマトイワレヒコが初代神武天皇となり、第125代の今上天皇へとつながっているわけです。(今上は「きんじょう」と読み、現時点で在位中の天皇陛下を示す言葉です。)
高千穂神社
近辺の著名な神社でいえば、ニニギは霧島神宮、ヒコホホデミは鹿児島神宮・青島神社、ウガヤフキアエズは鵜戸神宮、神武天皇は宮崎神宮に祀られていますので、順番に巡ってみるのも面白いかと思います。
高千穂神社
二本つながった夫婦杉がそびえ立ちます。

高千穂の棚田
ところで、高千穂の田園風景は、なんというか、空、山、田んぼ、住居の配置バランスが絶妙。人の手が丁寧に入っているのだろうなぁ、と思われる印象的なものでした。ハッとするような美しさに、思わずクルマを停めて撮影。